☆ 一年も入院していたためその場から、離れようとしません。
コップを触れないのですが、死んだことを認めません。
一月が過ぎた頃、同じ入院患者だったBさんの部屋に行きました。
家族に見守られ亡くなったようです。
肉体から魂が離れるのが見えます。
Bさんは、Lさんに気がつきました。

B Lさん、何をしているの?
L Bさんが肉体から出たのを見た。
死んだの?
B そう、肉体は死んだ。
でも、魂は死なない。
Lさんは、天国に帰らないの?
L 本当に死んだの?
私は、ここに居て生きている。
B 死んだのは、肉体よ。
私、お世話になった人達に挨拶してくる。
挨拶が終わったら、天国に帰る。

○ Bさんは、真実を知っているのですね。
☆ 霊界の方ですから、知識(知恵)があるのです。
幽界の上段以上の魂レベルなら、地縛霊になる事は殆どありません。
○ はい。
☆ Lさんが自分の部屋に戻ろうと廊下に出たときです。
L え、他にも死んだ人がいる。

☆ 病院内を見て回り驚いています。
亡くなったと思われる方が複数いたのです。
○ 生きている方と見え方が違うのですか?
☆ 透けて見えるのです。
生きている人には見えませんが、肉体を失った方には見えるのです。
(霊視が出来る方も見えます)
☆ Lさんは、自分が死んだことを自覚し始めます。
家に帰り確かめようと考えます。

L 家に帰りたいけど来るまで1時間かかる。
歩いては帰れない。
歩いたとしても日が暮れてしまう時間。
☆ 家に帰ると決心した瞬間、空間が歪んだように感じました。
L え!家に帰っている。
私の遺影。
やっぱり死んだんだ。
○ 女神様、魂だけになると思ったところ瞬間的に移動できるのですね。
☆ そうです。
行きたいところをイメージすればいいのです。
魂だけになると思いの世界になります。
○ 分かりました。

☆ これまでと違う事に気がつきました。
L 息苦しくないし抗がん剤の苦しみも無い。
肉体を失ったから、病気が消えた。
☆ 頭上から光の玉が現れました。
今度は、驚くことはありません。
光 肉体が死んだことを理解したようですね。
L はい。
光 私と一緒に天国に帰りましょう。
L はい。

☆ Lさんは、光の玉に導かれ天国へと帰っていきました。
○ 死んだことに気がつくのに時間がかかったと思います。
☆ 約、一ヶ月で帰りました。
早いほうです。
Bさんのような知識があれば、すぐに帰るのですが、知識がありませんでした。
○ 知識の大切さを知りました。
この文章を読まれる方々にも役に立つ話だと思います。
☆ そうです。
そのために○○は、文章を書いているのです。
○ はい。
ありがとうございました。
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