外に出てタバコを吸っているとブッブッと独り言を言っている少女が歩いていました。
中学生のようです。
制服を着てえリュックを背負っています。
初めは、誰かと電話をしていると思いました。
しばらく見ていると独り言を言っていることに気がつきました。
表情も変です。
通り過ぎるまで見ていました。
外見は普通です。
大人が、ブッブッと独り言を言っているのは、憑依霊と話をしているからです。
中学生の女の子が憑依されるとは思えません。
訳が分からないため女神様に聞いてみました。
☆が女神様の言葉で○が私です。
○ 女神様、あの女の子は憑依されているのですか?
☆ そうです。
○ 信じられません。
どう見ても中学生です。
純粋な年頃です。
☆ 病も低年齢化しています。
同じなのですよ。
女神様の言葉に驚きしばらく会話が出来ませんでした。
☆ ○○の接する人の中に女子中学生が居ませんね。
お店にも中学生は来ません。
○○が気がついていないだけです。
○ 憑依されている中学生が居るのですね。
☆ 今、目の前を通り過ぎた女の子がそうです。
他にも居るのですよ。
女神様は、嘘を言いません。
自分なりに考えてみました。
隣のアパートに家族3人で暮らしている女子中学生が居るのを思い出しました。
両親は、私より若いのですが、仕事をしていないように思えます。
父親は、サングラスをしているため表情が分かりません。
母親の表情は、暗くて憑依されているように感じます。
女神様の言っていることが、分かったような気がします。