うつの原因7【自殺未遂】人の不幸を喜ぶのは悪霊と同じ。責任は自分
桜 手首から血を流しAさんが倒れていた。
目が覚めたのは、ベッドの上。
E 大丈夫か?
何で自殺しようとしたんだ。
A ・・・
E 傷が浅くてよかった。
しばらく入院したほうがいい。
桜 しばらくするとAさんの両親がやって来た。
母 何があったの?
父 話せる状態じゃない。
落ち着くまで待つんだ。
母 ・・・
桜 E君は、これまでのことをAさんの両親に話しました。
父 E君、ありがとう。
君が見つけてくれなかったら、Aさんは死んでいたかも知れない。
母 本当にありがとう。
通勤に1時間半もかかるからと行って一人暮らしを認めたことを後悔している。
E 考え方が間違えていると思います。
何でも自分の責任だと思い自殺しようとしたんです。
父 そうだな。
○ 命を落とさなくてよかった。
桜 そうね。
○ 悪霊が自殺に追い込んだんだ。
桜 責任は、悪霊じゃなくてAさん自身。
○ 悪霊と同じ波長を出したからだね。
桜 憑依しているのは、自殺して亡くなった人。
○ Aさんは、何を言われたのかな?
桜 何があったのか再現する。
○ うん。
悪 お前は、役立たずだ。
利用者が言うとおりだ。
Nにも言われたな。
死んだら、俺たちのように気ままに暮らせる。
仕事もやらなくていいし自由だ。
A 本当に仕事をしなくてもいいの?
悪 本当だ。
楽なもんだ。
俺は、生きているとき役立たずと言われていた。
お前のようにイジメられた。
手首を切って自殺したら、楽になった。
仲間と楽しく過ごしている。
A 楽しく過ごすって・・・
天国で?
悪 そうだ。
薬を沢山飲んで眠くなったら、手首を切れ。
楽に死ねる。
桜 悪霊に言われたとおり薬を飲んで手首を切ったの。
○ 言っている事は、全部嘘。
桜 そうよ。
自殺させて不幸な仲間を増やすの。
自殺する人は、悪霊と話をしているのよ。
○ うん。
桜 その頃、Aさんの職場では、自殺未遂の事が噂になっていた。
○ 誰が、話したのかな?
桜 Nさんよ。
多くの人が可哀想だと思った。
少数だけど「ざまあみろ」と思う人がいた。
○ 人の不幸を喜ぶなんて悪霊と同じだ。
桜 そうね。
W 仕事が出来ないAさんが自殺未遂をしたって噂になっている。
K 未遂と言う事は、死ななかったのね。
W 入院しているらしい。
K 残念。
死ねばよかったのに。
W そうね。
仕事も出来ないから、居ても意味がないわ。
一度、自殺しようとした人は、また自殺すると聞いた。
K そうなんだ。
死ねばいい。
桜 Kさんは、ニタリと笑っている。
○ 憑依されているんだ。
桜 そうよ。
人の不幸を喜ぶのは、悪霊。
悪霊と波長が合っている。
○ Kさんも自殺するのかな?
桜 しないわよ。
Kさんは、攻撃的だから同じ波長の悪霊が憑依している。
悪霊の影響で頭痛が始まっている。
悪口を言えば言うほど頭痛は酷くなる。
○ 悪霊の数が増えるんだ。
桜 そうよ。
○ Nさんは、どうしているのかな?
桜 噂を流したのだから、それなりのことが起こっている。
頭、肩、腰の痛みが酷くなり整形外科に行くけど治らない。
整骨院などに行っても治らない。
○ 気がつかないのかな?
桜 無理。
今回の学びは、悪口を言うとどうなるかよ。
いずれは、利用者さんのBさんのようになる。
○ なるほどね。
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