【死の直前】７．カルマを解消するために次の予定も計画してくる
桜 実家に戻ったＣさんは、心療内科に通院しながら、元気になっていった。
半年後には、仕事に復帰した。
皆、普通に接しているけど可哀想だと思われていることが分かる。
○ 振られたことを知っているんだ。
桜 うん。
１年経った頃には、振られたことを多くの人が忘れた。
普通に仕事をしていた。
○ あれ！
死の直前の話だよね。
言いにくいけど・・・
桜 言っていいのよ。
○ Ｒさんに振られたことで自殺して話が終わると思っていた。
カルマは、どうなるのかな？
桜 話が進んでいけば分かる。
見守って。
○ うん。
桜 同期の男性から、食事の誘いがあった。
Ｃさんは、恋愛はしないと心に決めていた。
振られたショックだけでなく可哀想という目で見られるのが辛かった。
もし男性が転勤になったら、同じ事を繰り返すと思った。
ただ怖かった。
○ 誘いを断ったんだ。
桜 うん。
○ もう悪霊は居ないんだよね。
桜 居ないわ。
でも悪霊と会話したことで零媒体になっている。
悪霊が居る場所に行くと憑依される事がある。
○ 分かる。
桜 気がつけば、同じ年齢の人達は、結婚していく。
もうすぐ３０歳。
○ カルマを解消出来ないかも知れないね。
桜 分からないわよ。
定年した後でも結婚は出来るでしょう。
９０歳まで生きるとして６０年間残っている。
○ そうだね。
桜 両親は、結婚して欲しいと思いお見合いを勧めた。
相手は、会社員。
仕方なくお見合いをした。
相手は、３歳年上のＧさん。
○ もしかして・・・
イケメン？
桜 普通よ。
でも清潔感がありモテそうなタイプ。
桜 食事の帰りドライブした。
夜景が見える場所に行くと多くのカップルがいた。
Ｇ よければ、また会いたいと思うのですが。
Ｃ 考えておきます。
桜 紳士的なＧさんに少しだけ良いなと思ったけどＲさんと重なってしまう。
帰宅後、両親に聞かれた。
父 どうだったんだ。
Ｃ 食事して夜景の見えるところに行った。
母 どんな人だった。
Ｃ 優しくて紳士的。
母 次の約束はしたの？
Ｃ また会いたいと言われたけど考えさせてと返事をした。
父 気に入らなかったのか？
Ｃ そうじゃないけど・・・
父 過去のことは忘れるんだ。
○ 桜・・・
桜 言いたいことは、ハッキリと言って。
○ Ｒさんの件で自殺しなかった。
今回の件も計画していたのかな？
そうだとしたら出来すぎている。
桜 落ち着いて。
分かりやすく説明する。
○ うん。
桜 以前に☆の女神様から聞いた話になる。
結婚相手を複数決めてくる話。
第一希望がＡさんで第二希望がＢさん、そして第三希望がＫさん。
Ａさんと結婚できなければ、ＢさんがＫさんと結婚する。
結婚相手は、必ず一人とは限らない。
Ｃさんは、霊界の人よ。
Ｒさんと付き合いカルマの解消が出来なかった場合の計画も立てていた。
○ 次の相手がＧさんなんだ。
桜 うん。
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