【悪霊の家】１２．怖くて怖くて誰とも話をする事が出来からの回復

☆　Ｌさんが入院した事で呪いの念が飛んでこなくなりました。
　　兄弟達の恨みの念も弱くなっています。
○　Ｈさんの体調が回復に向かうのですね。
☆　そうです。
　　これまでは、職員とも会話できませんでした。
　　Ｈさんの顔色がよくなった事に気がついた看護師のＩさんは、声をかけました。

Ｉ　Ｈさん顔色がいいですね。
Ｈ　はい。
　　何故か、気分が良いんです。

病気の原因　紙の本

病気の原因　電子書籍


☆　しっかりと返事をしてきたためＩさんは、驚いています。

Ｉ　ここに来て初めて話が出来ましたね。
　　良かった。
Ｈ　はい。
　　怖くて怖くて誰とも話をする事が出来ませんでした。
Ｉ　一緒に庭に出ませんか。
　　一度も庭に出たことがないですよね。
Ｈ　はい。

☆　庭に出ると花が咲いています。

Ｈ　コスモス、綺麗です。
Ｉ　Ｈさん、笑顔が素敵ですよ。
Ｈ　ありがとうございます。

○　会話する事も出来なかったのですね。
☆　そうです。
　　呪いと恨みの念の恐ろしさです。
○　本当に呪い殺すことが出来るのですね。
☆　そうです。

☆　数日後、ＩさんはＨさんの状態を確認します。

うつの原因　（紙の本）

うつの原因　（電子書籍）

Ｉ　体調はどうですか？
Ｈ　はい。
　　調子が良いです。
Ｉ　読んで欲しい本があるのですが。
Ｈ　はい。
　　どんな本ですか？
Ｉ　私のお気に入りの本です。
　　読んでみてつまらないと思ったら、途中で止めてもいいのですよ。
Ｈ　分かりました。

☆　Ｉさんが手渡したのは、カライナイ著の「生き霊」です。
○　私が書いた本です。
☆　そうですね。
　　Ｈさんが読み進めていくうちに表情が変わっていきます。
　　休むことなく読む進めます。
　　涙が流れてきました。
　　何故、涙が出るのか分かりませんが、心が温かくなるのを感じています。
　　読み終えるとＩさんにお礼を言います。

Ｈ　読ませて頂きありがとうございます。
　　カライナイさんってどんな人ですか？
Ｉ　スピリチュアルカウンセラーです。
　　正しい考えを多くの人に伝えるため本を書いています。
　　本だけでなくブログも書いていますよ。
Ｈ　もっと読みたいです。
Ｉ　私が持っている本を貸します。
Ｈ　ありがとうございます。

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