☆ 疑問が出たのですね。
○ はい。
愛さんに憑依しているお金の亡者の悪知恵には、驚きました。
明さん、瞳さん、一さんもお金の亡者に憑依されています。
三人のお金の亡者は、悪知恵を使わないのですか？
☆ 魂にはレベルがあります。
地獄にも魂レベルがあるのですよ。
○○が知っていることです。
簡単に例えます。
普通の悪霊、魔王、大魔王の違いです。
愛さんに憑依しているのは、普通のお金の亡者でマイナス２０の魂レベルです。
三人に憑依しているお金の亡者は、マイナス５なのです。
悪知恵で比較すると三人が力を合わせてもマイナス１５です。
愛さん一人でマイナス２０です。
○ 三人でも勝てないのですね。
☆ そうです。
○ と言うことは、愛さんのお金に対する執着は、三人よりも強いのですね。
☆ そうです。
憑依しているお金の亡者の人数も違います。
○ 三人は、生活に困っているとは思えません。
愛さんは、生活に困っているのですね。
☆ ギリギリの生活をしていますから、お金に対する執着が強いのです。
○ 納得しました。
☆ 警察官に注意され三人は、その場から離れました。
近くの喫茶店に入り話し合います。
明 このままだと愛の思うつぼだ。
鍵まで変えるとは・・・
一 何も出来ないのかな？
瞳 裁判を起こすしか方法がないと思う。
言い争ったら通報される。
☆ 一さんがある事に気がつきました。
一 家と土地以外にどれだけの財産があるのかな？
瞳 ハッキリとは分からない。
一つの口座には、二千万弱。
他にも口座があると思う。
お爺ちゃんから、受け継いだ土地があるはずだけど詳しくは分からない。
明 他にも口座と土地があるんだ。
知らなかった。
一 俺も知らなかった。
明 その事を愛は、知っているのか？
瞳 知らないと思う。
私は、お母さんの面倒を見てきたから、知っているだけ。
固定資産税の通知が来たから、分かったの。
調べないとハッキリしたことは分からない。
☆ 一さんは、スマフォを取り出し財産の相続について調べ始めました。
一 相続財産調査と言うのがあるらしい。
どうする？
明 調査をお願いするしかないな。
瞳 そうね。
明 通帳や権利書は、何処にあるのか知っているのか？
瞳 知らない。
一 もし愛が見つけていたら大変だ。
☆ その頃、愛さんは家の中を探し回っています。
○ 通帳とか権利書を探しているのですね。
☆ そうです。
食器棚の引き出し、タンスの中などを探すのですが、見つかりません。
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